GS録音機 Ver7操作マニュアル 目次 1.はじめに 1-1.ソフト概要 1-2.機能紹介 1-3. Ver7での新機能と改良点 1-4.無料版での機能制限について 1-5.ご注意 2.ソフトの基本事項 2-1.対応OS 2-2.インストール 2-3.アンインストール 3.起動と終了 4.録音する 4-1.録音する 4-2.録音デバイスを変更する 4-3.録音データ一覧 4-4.録音した音声データを再生する 4-5.録音データを範囲選択して切り抜き保存する 4-6.マイクモニター機能 4-7.lame.exeの利用について 4-8.flac.exeの利用について 4-9.点字表示機能 5.タイマー録音 6.予約録音 7.オーディオファイルの再生 8.GS録音機を設定する 8-1.全般設定 8-2.音声設定 9.GS録音機のライセンスについて 9-1.ライセンス価格 9-2.ライセンスのご注文 9-3.ライセンスキーを登録する 1.はじめに 1-1.ソフト概要 GS録音機は、PC-TalkerとNVDAに対応する音声録音ソフトです。 GS録音機を使うことで、パソコンで再生されている音やマイクから入力された音声を録音することができます。 インターネットラジオやユーチューブの録音など、様々な用途でご利用いただけます。 1-2.機能紹介 @パソコン内部で流れる音を録音 パソコン内部で流れている音を簡単に録音することができます。 インターネットラジオやユーチューブの再生音などをきれいに録音することが可能です。 A録音デバイスを選択 録音時に使用する録音デバイスを選択することができます。 パソコンに接続したマイクなどを選んで音声を録音することができます。 B録音データ一覧 GS録音機で録音した音声ファイルを一元管理できる録音データ一覧のダイアログを搭載しています。 この録音データ一覧のダイアログでは、録音データに対してファイル名の変更・音声のノーマライズ・ファイル形式の返還・指定フォルダへのコピーと移動などの操作を行うことができます。 Cノーマライズ機能 ノーマライズ機能とは、録音した音声の音量が小さすぎる場合に、音量を引き上げて聴きやすくする機能のことです。 使用した録音デバイスによっては、録音した音声データが小さい音量で録音されてしまう場合があります。 ノーマライズ機能を使用することで、それらの録音データの音量を適切に引き上げることができます。 D再生&編集ツール 録音した音声を確認するためのプレーヤー機能を搭載。 長時間の録音データでも、プレーヤー機能を使って、効率的に内容を確認することができます。 また、録音した音声データの中から必要な部分だけを切り抜いて保存することもできます。 EMP3形式での保存に対応 録音した音声は、Wave形式とMP3形式で保存することができます。 MP3形式であれば、ファイルサイズがWaveの10分の1程度まで圧縮されます。 また、複数のWaveファイルを一括してMP3ファイルに変換できる専用ソフト「GSエンコーダー」を付属しています。 GS録音機で保存したWaveファイルはもちろん、他ソフトで作成したWaveファイルも変換可能です。 Fホットキー操作 GS録音機は、録音の開始や停止などの操作をホットキーで実行することができます。 ホットキーで操作することによって、GS録音機以外のウィンドウにフォーカスがある状態でも録音の開始や停止を行うことができます。 Gタイマー録音機能と予約録音機能 指定時間の経過後に録音をスタートさせるタイマー録音機能を搭載。 タイマー録音機能を使えば、1分後に録音をスタートさせ、5分録音したら録音を停止させるといった操作が可能になります。 また、日時を指定して録音をスタートできる予約録音機能も搭載しています。 録音する時間の長さを指定できる他、録音を開始するタイミングで任意のプログラムやURLを開くことができます。 インターネットラジオの録音などに便利です。 1-3. Ver7での新機能と改良点 GS録音機 Ver7では、録音データ一覧の大幅な機能強化、再生&編集ツールにおける範囲選択コマンドの追加、一部機能の廃止、その他既存機能の改修を行いました。 @録音データのWaveファイルをMP3ファイルに変換できるファイル変換機能を搭載しました。 Alt+Fでファイル変換用のダイアログが開きます。 lame.exeを導入いただいている場合には、mp3ファイルのビットレートを選択することができます。 flac.exeを導入いただいている場合には、録音データをflacファイルに変換できるようになります。 A録音データ一覧で、Waveファイルの他にmp3ファイルとflacファイルを表示できるようにしました。 B録音データ一覧からmp3ファイルとflacファイルを再生できるようにしました。 mp3ファイルとflacファイルにカーソルを合わせてEnterキーを押した場合には、専用の再生ツールが開きます。 C録音データ一覧に表示されている音声ファイルのファイル名を変更できるようにしました。 Alt+Rでファイル名の変更ダイアログが開きます。 D録音データ一覧の並び順を変更できるようにしました。 Alt+Lで並び順変更ダイアログが開きます。 E録音データ一覧から任意のファイルを別のフォルダにコピー・移動できるようになりました。 Alt+Cでコピー先フォルダを選択するダイアログが開きます。 Alt+Mで移動先フォルダを選択するダイアログが開きます。 F録音データ一覧のダイアログにもAltメニューを搭載しました。 G再生&編集ツールで、範囲選択用のキーボードコマンドをいくつか追加しました。 Control+Aで、音声全体が範囲選択されます。 Shift+Homeキーを押すことで、音声の先頭から再生位置までが範囲選択されます。 Shift+Endキーを押すことで、再生位置から音声の終端までが範囲選択されます。 H設定プロファイル機能を廃止しました。 I全般設定のダイアログを開くホットキー「Control+Shift+F10」を廃止しました。 1-4.無料版での機能制限について GS録音機は有料のシェアウェアです。 ライセンスキーを登録いただくまで以下のような機能制限がかかります。 @全ての録音で、録音可能時間が10分以内に制限されます。 ライセンスキーを登録いただくことで、10分を超える長時間の録音が可能となります。 1-5.ご注意 @GS録音機は、「くらげ工匠」様がhttp://www.kurage-kosho.info/にて配布されている音素材を利用させていただいています。 AGS録音機の初回起動時には、音声読み上げ機能がオフになっています。 ツールメニューの音声設定から読み上げに使用するスクリーンリーダーを設定してください。 BGS録音機を他者の権利を侵害する行為に使用しないよう十分ご注意ください。 2.ソフトの基本事項 2-1.対応OS Windows11 Windows 10 32ビット及び64ビット *Windowsはいずれも日本語版です。 2-2.インストール 作者サイトよりダウンロードされたGSRec701.exeを実行しインストーラの指示に従ってインストール作業を行って下さい。 インストーラの実行時にUACが表示された場合は許可を与えて下さい。 2-3.アンインストール GS録音機をアンインストールされる場合は、コントロールパネルのプログラムの追加と削除からGS録音機を選択し、アンインストーラの指示に従ってアンインストール作業を行って下さい。 作業の途中でUACが表示された場合は許可を与えて下さい。 *なお、アンインストール作業は、GS録音機を終了させてから行って下さい。 3.起動と終了 GS録音機を起動するには、スタートメニューを開いて、全てのプログラム→GawachanSoft→GS録音機→GS録音機と辿って起動する方法と、デスクトップにあるGS録音機のショートカットから起動する方法があります。 通常は、デスクトップのショートカットから起動する方法をお勧めします。 GS録音機を起動すると、デフォルトの設定ではメインウィンドウが表示されます。 このメインウィンドウからGS録音機が搭載する全ての機能を利用することができます。 GS録音機を終了させるには、以下の2通りの方法があります。 @GS録音機を終了させるホットキー「Control+Shift+Q」を実行する。 AGS録音機のメインウィンドウ上であれば、ファイルメニューから「GS録音機の終了」を選択・実行する。 いずれの方法を実行しても、終了確認のダイアログが表示されますので、はいボタンを押してGS録音機を終了させます。 録音中は、GS録音機を終了させることができません。 録音を停止させてからGS録音機を終了させてください。 4.録音する 4-1.録音する GS録音機は、初期状態でパソコン内部で流れる音を録音できるようになっています。 インターネットラジオの再生音を初め、パソコンで流れる音を簡単に録音することができます。 まず録音を開始します。 録音を開始するには、GS録音機のメインウィンドウを表示させた状態でスペースキーを押すか、 録音開始のホットキーControl+Shift+スペースを押します。 録音がスタートして、パソコンで流れている音が録音されます。 スクリーンリーダーに何か喋らせてみてください。 録音を停止するには、もう1度スペースキーを押すか、Control+Shift+スペースを押します。 これで録音は完了です。 録音した音声データは、GS録音機がWave形式で自動保存しています。 録音する度に、毎回録音データに名前を付けて保存する必要はありません。 もう1度スペースまたはControl+Shift+スペースを押すと、新規の録音が開始されます。 録音を一時停止するには、Control+スペースを押すか、Control+Shift+Alt+スペースを押します。 もう1度Control+スペースまたはControl+Shift+Alt+スペースを押すと、録音が再開されます。 GS録音機には、録音中に録音データを分割する機能があります。 この機能を使うと、長いラジオ番組を録音している場合などに、切りの良い場所でファイルを分割することができます。 長時間録音された1つの大きなファイルでなく、切りの良い部分で分割された複数のファイルを作ることができるわけです。 録音データを分割するには、 録音中または録音の一時停止中にControl+Shift+Kのキーボードコマンドを実行します。 ご注意 : GS録音機では、録音中の録音データのサイズが2000MBに達した時点で、自動的にファイル分割を行います。 これは、サイズが2GBを超えた.wavファイルは、その後の再生や.mp3ファイルへの変換などが正しく行えなくなるための措置です。 2000MBというサイズは、48kHz 16ビット ステレオの音質で録音した場合3時間と少々で到達するファイルサイズです。 3時間を超える長時間の録音を行われる場合には、切りの良い部分で録音データの分割を実行されることをお勧めします。 4-2.録音デバイスを変更する 録音に使用する録音デバイスは、簡単に変更することができます。 録音デバイスを変更する手順は、以下の通りです。 @GS録音機のメインウィンドウ上でF10キーを押して全般設定のダイアログを開きます。 A録音デバイス選択のコンボボックスで録音に使用したいデバイスを選択します。 録音デバイス選択のコンボボックスには、ご利用のパソコンで使用できる録音デバイスが列挙されています。 マイクなど、録音に使用したいデバイスを選択してください。 パソコン内部で流れる音を録音されるのであれば、コンボボックスの先頭に在る「既定の再生デバイス」を選択してください。 BEnterキーを押して全般設定のダイアログを閉じます。 録音デバイスの切り替えが完了しました。 スペースキーまたはControl+Shift+スペースキーを押せば、新しく設定した録音デバイスでの録音が開始されます。 4-3.録音データ一覧 録音した音声は、GS録音機が自動保存しています。 GS録音機のメインウィンドウでControl+F1を押すと、GS録音機が自動保存した録音データの一覧が表示されます。 録音データの名前は、録音を開始した日付と時刻になっていますので、録音した日時を頼りに録音データを探すことができます。 録音データ一覧の総項目数と現在位置は、Control+7の読み上げコマンドで確認することができます。 録音データの収録時間は、Control+8でご確認いただけます。 録音データ一覧でEnterキーを押すと、カーソルの当たっている録音データが再生&編集ツールで開かれます。 再生&編集ツールでは、録音データの再生と範囲選択などが行えます。 再生&編集ツールにつきましては、次の項で説明いたします。 この他にも、録音データ一覧は、多くの便利機能を搭載しています。 各機能を使うことで、GS録音機で録音した音声ファイルを様々に操作することができます。 ここからは、録音データ一覧が搭載するその他の機能を紹介します。 録音データをノーマライズ処理する機能。 ノーマライズのボタンを押すかAlt+Nを実行すると、カーソルの当たっている録音データをノーマライズします。 ノーマライズとは、録音した音声の音量が小さすぎる場合に、音量を引き上げて聴きやすくする機能のことです。 「既定の再生デバイス」で録音した音声は、音量が小さく録音されてしまう傾向が在ります。 ノーマライズを行うことで、それらの録音データの音量を適切に引き上げることができます。 ノーマライズ処理した録音データには、ファイル名の末尾に「(ノーマライズ)」の文字列を付加します。 ファイル変換機能。 ファイル変換のボタンを押すかAlt+Fを実行すると、ファイル変換用のダイアログが開きます。 録音データのWaveファイルをMP3ファイルなどに変換することができます。 lame.exeが導入されている場合には、mp3ファイルのビットレートが選択できます。 また、flac.exeが導入されている場合には、録音データをflacファイルに変換できます。 ファイル変換機能で作られたmp3ファイルやflacファイルは、録音データ一覧に表示されます。 音声ファイルのファイル名を変更する。 ファイル名の変更のボタンを押すかAlt+Rを実行すると、ファイル名の変更ダイアログが開きます。 録音データ一覧で表示されている音声ファイルを別のフォルダにコピー・移動できる機能。 ファイルのコピーボタンを押すかAlt+Cを実行すると、音声ファイルのコピー先を指定するダイアログが開きます。 ファイルの移動ボタンを押すかAlt+Mを実行すると、音声ファイルの移動先を指定するダイアログが開きます。 音声ファイルをコピー・移動させたいフォルダを選択してEnterを押してください。 録音データ一覧の並び順を変更。 並び順の変更のボタンを押すかAlt+Lを実行すると、リストの並び順を変更するためのダイアログが開きます。 名前順や更新日順で音声ファイルを並べ替えることができます。 名前を付けて保存。 上で紹介したファイルのコピーや移動の機能とは別に音声ファイルに名前を付けて保存できる機能があります。 名前を付けて保存のボタンを押すかControl+Sを実行すると、おなじみのファイル保存ダイアログが表示されます。 このファイル保存ダイアログで、録音データのファイル名と保存先そしてファイル形式を指定して音声ファイルを保存できます。 この名前を付けて保存のダイアログであれば、1つの画面でファイル名と保存先そしてファイル形式までをまとめて指定することができます。 上で紹介したファイルのコピー・移動の機能より便利な部分がありますので、別途この機能も搭載しています。 不要な録音データを削除。 Deleteキーを押すことで、カーソルの当たっている録音データを削除することができます。 削除した録音データは、Windowsのごみ箱に入ります。 録音データをGSサウンドノートで開く。 GSサウンドノートで開くのボタンを押すかAlt+Yを実行すると、録音データがWaveファイルの編集&加工ソフトのGSサウンドノートで開かれます。 GSサウンドノートがインストールされていない場合には、GSサウンドノートの紹介ページを開いて良いかを確認するメッセージが表示されます。 録音データをGSエンコーダーの返還リストに追加する。 GSエンコーダーに送るのボタンを押すかAlt+Dを実行すると、GS録音機の付属ソフトであるGSエンコーダーの返還リストに録音データが追加されます。 GSエンコーダーは、複数のWaveファイルを一括してmp3ファイルに変換できるソフトです。 録音データをGSプレーヤーで開く。 GSプレーヤーで開くのボタンを押すかAlt+Pを実行すると、メディアプレーヤーソフトのGSプレーヤーで録音データが再生されます。 GSプレーヤーがインストールされていない場合には、GSプレーヤーの紹介ページを開いて良いかを確認するメッセージが表示されます。 4-4.録音した音声データを再生する 録音データ一覧で録音データを選択してEnterキーを押しますと、 その音声ファイルを再生することができます。 再生時は、再生&編集ツールというダイアログが表示されます。 この再生&編集ツールは、録音データ専用のプレーヤーソフトです。 以下のような再生に関する操作が行えます。 再生の開始と停止 : スペース 再生位置を1秒戻す : Alt+左カーソル 10秒戻す : 左カーソル 1分戻す : Control+左カーソル 5分戻す : Shift+左カーソル 再生位置を先頭に戻す : バックスペース 再生位置を1秒進める : Alt+右カーソル 10秒進める : 右カーソル 1分進める : Control+右カーソル 5分進める : Shift+右カーソル この再生位置の移動コマンドは、長時間録音されている音声データの再生時に威力を発揮します。 再生ボリュームを上げる : 上カーソル 再生ボリュームを下げる : 下カーソル 再生ボリュームは、0から20までの範囲で変更可能です。 再生ボリュームを中間の10にセットする : Homeキー 現在の再生ボリュームを確認するには、Control+5キーの読み上げコマンドをご利用ください。 再生スピードを上げる : Control+上カーソル 再生スピードを下げる : Control+下カーソル 再生スピードを1.0倍に戻す : Control+Homeキー 現在の再生スピードを確認するには、Control+6キーの読み上げコマンドをご利用ください。 開いている音声ファイルのファイル名を読み上げる : Control+2 現在の再生位置を読み上げる : Control+7 総録音時間を読み上げる : Control+8 4-5.録音データを範囲選択して切り抜き保存する GS録音機では、録音した音声データ(Waveファイル)の任意の部分を範囲選択して、その選択部分をファイルに保存することができます。 この機能を使うと、インターネットラジオを録音した場合などに、ろくおんした音声から番組の本編やお気に入りのコーナー部分のみを切り抜いて保存することができます。 範囲選択と保存にも、再生&編集ツールを使います。 範囲選択と保存の手順は、以下の通りです。 @録音データ一覧のダイアログを表示した状態で、任意の録音データ(Waveファイル)にカーソルを合わせてEnterを押します。 再生&編集ツールが起動して、録音データが再生されます。 A範囲選択を開始したい場所に再生位置を合わせてF4キーを押してください。 今の再生位置が、範囲選択の始点として記録されます。 B次に、範囲選択を終了させたい場所に再生位置を移動させて、もう1度F4キーを押してください。 今の再生位置が範囲選択の終点として記録され、同時に範囲選択が行われます。 Control+4の読み上げコマンドを実行しますと、範囲選択の状態を確認することができます。 また、Control+F4を押すことで、範囲選択をキャンセルすることができます。 記録した範囲選択の情報を段階的にクリアするキーボードコマンドが用意されています。 コマンドは、Shift+F4です。 このコマンドを実行しますと、以下のように動作します。 範囲選択の始点と終点の両方を記録している状態でShift+F4を押すと、 範囲選択の終点の情報がクリアされます。 範囲選択の始点のみを記録している状態でShift+F4を押すと、 範囲選択の始点の情報がクリアされます。 このコマンドを使いますと、指定した範囲選択の終点の位置を1度クリアして、 改めて別の位置を指定し直すことが簡単に行えます。 次に、選択範囲を保存する方法です。 CControl+Sを押します。 範囲選択した部分の音声に名前を付けて保存するためのダイアログが表示されます。 このダイアログで、ファイル名と保存先、そしてファイルの種類を指定することで、範囲選択した音声を任意の場所に保存いただけます。 保存できる形式は、.wavと.mp3です。 以上が、録音データの指定範囲を切り抜き保存する手順です。 4-6.マイクモニター機能 マイクモニター機能とは、パソコンに接続されているマイクから入力された音を再生する機能です。 このマイクモニター機能を使うと、実際に録音を行う前にマイクからの音の入り具合を確認することができます。 また、後述するオーディオファイル再生機能との組み合わせで、マイクからの録音にBGMを付けて録音することもできます。 *ご注意 : マイクモニター機能ご使用時は、ヘッドホンなどを使い、スピーカーから音が流れないようにしてください。 マイクから入った音がスピーカーから流れ、 そのスピーカーからの音をマイクが再度拾ってしまうと、いわゆる「ハウリング」という状態がおきます。 「ハウリング」がおきますと、不快な雑音が発生してしまいます。 ご注意ください。 最初にマイクモニター機能で使用する録音デバイスを選択します。 F9キーを押すと、モニター機能の設定ダイアログが開きます。 表示されたコンボボックスで、使用するマイクデバイスを選択してください。 遅延時間のコンボボックスでは、マイク音再生の遅延時間を指定します。 遅延時間を大きくすると、マイクから入力された音がヘッドホンなどから再生されるまでの遅れが大きくなります。 逆に遅延時間を小さくすると、入力された音が再生されるまでの遅れが小さくなります。 遅延時間を小さくした場合、ご利用のパソコンの処理能力によっては、再生音がプツプツと途切れる可能性があります。 マイクデバイスを選択しましたら、Enterキーを押して、ダイアログを閉じてください。 これでマイクモニター機能を使用する準備ができました。 Control+F9キーを押すと、マイクモニター機能がオンになります。 ご使用のヘッドホンなどからマイクからの音が聴こえてきたと思います。 もう1度Control+F9キーを押すと、マイクモニター機能がオフになります。 Control+0キーを押すと、設定されているモニター用のマイクデバイスを読み上げ確認することができます。 また、Control+9キーを押すと、モニターマイク機能のオン・オフの状態を確認することができます。 4-7.lame.exeの利用について GS録音機は、lame.exeに対応しています。 lame.exeとは、フリーで高品質なMP3変換ソフトです。 このlame.exeを導入いただくことで、出力するMP3ファイルのビットレートを指定できるようになります。 64Kbpsから320Kbpsまで、5種類のビットレートが指定可能です。 lame.exeを導入しなくても、基本的なMP3保存機能はご利用いただけます。 これまでのMP3保存機能で問題ない方は、そのままご利用ください。 MP3変換機能を強化したい方は、lame.exeを導入ください。 lame.exeの導入手順は、以下の通りです。 @下のURLからlame3.100.zipという.zipファイルをダウンロードします。 http://www.rarewares.org/files/mp3/lame3.100.zip Aダウンロードした.zipファイルを解凍します。 B解凍して出てきたファイルの中からlame.exeというファイルを選択して、Control+Cでクリップボードにコピーします。 Cデスクトップに在るGS録音機のショートカットを選択し、アプリケーションキーを押して右クリックメニューを開きます。 D下カーソルキーを何回か押して、ファイルの場所を開くという項目に移動し、Enterキーを押します。 EエクスプローラでGS録音機のインストール先フォルダが開きますので、 Control+Vで先ほどクリップボードにコピーしたlame.exeを貼り付けます。 アクセスが拒否されましたというメッセージが表示されましたら、Enterキーをおして作業を続行してください。 Flame.exeの張り付けが終わりましたら、Alt+F4を押してエクスプローラを閉じます。 これでlame.exeの導入作業は完了です。 lame.exeを導入したことにより、GS録音機の全般設定とGSエンコーダーのオプション設定のダイアログにMP3変換時のビットレートを選択するためのコンボボックスが追加されています。 4-8.flac.exeの利用について GS録音機は、flac.exeに対応しています。 flac.exeを使うと、.wavファイルを.flacファイルに変換することができます。 .flacファイルとは、.wavファイルを可逆圧縮した音声ファイルです。 このflac.exeを導入いただくことで、GS録音機で録音データを.flac形式に変換して保存できるようになります。 flac.exeの導入手順は、以下の通りです。 @下のURLからflac-1.3.2-win.zip という.zipファイルをダウンロードします。 https://ftp.osuosl.org/pub/xiph/releases/flac/flac-1.3.2-win.zip Aダウンロードした.zipファイルを解凍します。 B解凍して出てきたflac-1.3.2-winフォルダの中のwin32フォルダにflac.exeというファイルがあります。 このflac.exeを選択してControl+Cでクリップボードにコピーします。 Cデスクトップに在るGS録音機のショートカットを選択し、アプリケーションキーを押して右クリックメニューを開きます。 D下カーソルキーを何回か押して、ファイルの場所を開くという項目に移動し、Enterキーを押します。 EエクスプローラでGS録音機のインストール先フォルダが開きますので、 Control+Vで先ほどクリップボードにコピーしたflac.exeを貼り付けます。 アクセスが拒否されましたというメッセージが表示されましたら、Enterキーをおして作業を続行してください。 Fflac.exeの張り付けが終わりましたら、Alt+F4を押してエクスプローラを閉じます。 これでflac.exeの導入作業は完了です。 flac.exeを導入したことにより、GS録音機で録音データに名前を付けて保存する際に.flac形式が選択できるようになります。 4-9.点字表示機能 NVDAでピンディスプレイを使用されている方向けの機能として、音声ガイドの内容を点字で表示する機能を搭載しています。 @NVDAを使用している。 Aピンディスプレイを併用している。 BGS録音機の読み上げ音声としてNVDAを設定している。 以上の条件に合致される方は、GS録音機のウィンドウを表示している状態でControl+Bのコマンドを実行してみてください。 ピンディスプレイに「点字表示 オン」と表示されたはずです。 点字表示がオンの状態でControl+1やControl+2の状態読み上げコマンドを実行すると、同時にピンディスプレイにも状態通知が表示されます。 点字表示をオフにするには、再度Control+Bのコマンドを実行してください。 5.タイマー録音 タイマー録音機能は、指定した時間が経過した所で録音を開始させる機能です。 タイマー録音を設定するには、メインウィンドウ上でF8キーを押すか、Control+Shift+F8のホットキーを押します。 タイマー録音の設定ダイアログが表示されますので、各項目を設定して下さい。 タイマー録音のエディットボックスに、何秒後または何分後に録音を開始させるかを半角数字で入力します。 タイマー録音のエディットボックスの次に在るコンボボックスでは、時間の形式を秒と分で切り替えます。 タイマー録音のエディットボックスに15と入力したとして、時間形式を秒とすれば15秒後に録音が開始され、分とすれば15分後に録音が開始されます。 タイマー録音を設定する上での必須入力項目は以上です。 ここでOKボタンを押せば、タイマーがセットされます。 タイマーが起動し、録音までのカウントダウンが始まります。 録音開始までの秒数が、メインウィンドウ上のステータスバーに表示されます。 タイマー録音機能では、録音開始までの時間を設定できることに加え、録音を停止するまでの時間も設定することができます。 録音時間のエディットボックスに、録音開始から何秒後または何分後に録音を停止させるかを半角数字で入力します。 録音時間のエディットボックスの次に在るコンボボックスでは、時間形式を秒と分で切り替えます。 録音時間のエディットボックスに15と入力したとして、時間形式を秒とすれば、録音開始から15秒後に録音が停止されます。 時間形式を分とすれば、録音開始から15分後に録音が停止されます。 タイマー録音機能では、録音の開始時に任意のURLを開いたり、アプリケーションを起動させたりすることができます。 録音開始時に実行のチェックボックスをチェックすると、パスのエディットボックスと参照ボタンが使用可能となります。 パスのエディットボックスに録音開始時に開かせたいURLを入力するか、起動させたいアプリケーションの実行ファイル名をフルパスで入力します。 参照ボタンからファイルを指定することもできます。 インターネットらじをのURLを設定される方向けに、NHKらじると超A&G+のURLを簡単に入力する補助機能を用意しています。 Altキーを押すと表示される「ネットラジオURL」というメニューからお好みのチャンネルを選択してEnterキーを押して下さい。 パスのエディットボックスに選択したインターネットラジオの再生URLが入力されます。 OKボタンを押すとタイマーがセットされ、録音開始までのカウントダウンが始まります。 CANCELボタンを押すとタイマーは設定されず、ダイアログが閉じます。 タイマーが正しく設定できているかを確認するには、Control+4の読み上げコマンドを実行します。 正常にタイマーが設定できていれば、録音開始までのカウントダウンの情報を読み上げます。 一旦設定したタイマーは、いつでもキャンセルすることができます。 キャンセルするには、メインウィンドウ上でShift+F8キーを押すか、Control+Shift+Alt+F8のホットキーを押します。 タイマー録音をキャンセルするかを確認するメッセージが表示されますので、はいボタンを押して下さい。 これでタイマーはキャンセルされました。 ご注意 @既にタイマー録音を設定している状態でタイマー録音設定のダイアログを表示し、新しい値を入力してOKボタンを押すと、タイマーは新しい値で再設定されます。 A録音中は、タイマー録音を設定することができません。 Bタイマー録音を設定していても、主導で録音や一時停止の操作をすると、タイマーはキャンセルされます。 Cタイマー録音を設定していても、GS録音機を終了させると設定はキャンセルとなります。 6.予約録音 GS録音機では、先述したタイマー録音機能とは別に、日時を指定して録音の実行を予約する機能があります。 この機能を予約録音機能と呼びます。 予約録音機能を使えば、少し先の日時に実行したい録音を予め設定しておくことができます。 予約録音機能では、予約時刻の2分前にシステムをスリープから自動復帰できます。 これにより、外出時や深夜の録音で予約録音機能を使う場合でも、パソコンを起動したままにしておく必要がありません。 例えば12時0分に録音を予約している場合、11時58分になると、システムがスリープ状態や休止状態から自動で復帰します。 予約録音を設定するには、メインウィンドウ上でF7キーを押すか、Control+Shift+F7のホットキーを押します。 予約録音設定用のダイアログが表示されますので、各項目を設定して下さい。 5つのリストボックスがあるので、それぞれで録音を開始したい日時を指定します。 各リストボックスには、既に現在の日時が設定されていますので、そこから予約したい日時に変更して下さい。 録音時間のエディットボックスには、何分間録音を行うかを半角数字で入力します。 ここで入力した分数が経過した所で、録音が自動停止されます。 仮に30と入力すれば、30分間録音した所で、録音を停止します。 このエディットボックスに何も入力しない場合は、自動での録音停止は行われません。 その場合は、手動で録音を停止させて下さい。 予約録音機能では、録音の開始時に任意のURLを開いたり、アプリケーションを起動させたりすることができます。 録音開始時に実行のチェックボックスをチェックすると、パスのエディットボックスと参照ボタンが使用可能となります。 パスのエディットボックスに録音開始時に開かせたいURLを入力するか、起動させたいアプリケーションの実行ファイル名をフルパスで入力します。 参照ボタンからファイルを指定することもできます。 インターネットらじをのURLを設定される方向けに、NHKらじると超A&G+のURLを簡単に入力する補助機能を用意しています。 Altキーを押すと表示される「ネットラジオURL」というメニューからお好みのチャンネルを選択してEnterキーを押して下さい。 パスのエディットボックスに選択したインターネットラジオの再生URLが入力されます。 録音完了後の動作のコンボボックスでは、予約録音完了後の動作を指定します。 指定できる動作は、休止状態・スリープ・シャットダウンの3種類です。 *なお、録音完了後の動作の設定は、録音時間のエディットボックスに1以上の数値を入力した場合にのみ意味をもちます。 OKボタンを押すと予約録音がセットされ、メインウィンドウ上のステータスバーに今設定した日時が表示されます。 CANCELボタンを押すと予約録音は設定されず、ダイアログが閉じます。 予約録音が正しく設定できているかを確認するには、Control+3の読み上げコマンドを実行します。 正常に予約が設定できていれば、予約した日時を読み上げます。 一旦設定した予約録音は、いつでもキャンセルすることができます。 キャンセルするには、メインウィンドウ上でShift+F7キーを押すか、Control+Shift+Alt+F7のホットキーを押します。 予約録音をキャンセルするかを確認するメッセージが表示されますので、はいボタンを押して下さい。 これで予約録音はキャンセルされました。 ご注意 @ご利用のパソコンが、スリープから復帰する際にパスワードの入力が必要な設定ですと、自動での復帰が行えません。 事前に、スリープからの復帰時のパスワード入力を省略する設定に変更ください。 Aご使用のパソコンの電源設定によっては、スリープや休止状態からの自動復帰が上手く動作しないことがあります。 B予約した時刻にパソコンの電源がオフになっている場合には、予約録音は実行されません。 C予約録音機能を設定した後に手動で録音を行いますと、予約録音はキャンセルとなります。 7.オーディオファイルの再生 GS録音機には、オーディオファイルを再生する機能が在ります。 オーディオファイルの再生とは、文字通りGS録音機で任意のオーディオファイルを再生する機能です。 標準で、お手持ちの.wav/.wma/.mp3形式のファイルを再生することができます。 この機能を使うことで、マイクから録音している声のバックでBGMを流したり、オーディオファイルに録音されている音の一部分だけを録音することができます。 ふた昔くらい前まで使われていたダブルカセットデッキのような感じです。 初めにオーディオファイルを開いて再生する方法を説明します。 以下の操作は、GS録音機のメインウィンドウ上で実行してください。 @Control+Oを押してオーディオファイルを開くためのファイル選択ダイアログを表示させます。 A再生したいオーディオファイルを選択して開きます。 これでオーディオファイルが開けました。 F4キーを押してみてください。 今開いたオーディオファイルが再生されると思います。 もう1度F4キーを押すことで、再生が停止します。 オーディオファイルの再生中には以下のコマンドもご利用いただけます。 再生の一時停止と再会 : Control+F4 再生位置を1秒戻す : Alt+左カーソル 10秒戻す : 左カーソル 1分戻す : Control+左カーソル 5分戻す : Shift+左カーソル 再生位置を先頭に戻す : バックスペース 再生位置を1秒進める : Alt+右カーソル 10秒進める : 右カーソル 1分進める : Control+右カーソル 5分進める : Shift+右カーソル 再生音量を上げる : 上カーソル 再生音量を下げる : 下カーソル 再生音量を中間の10にセットする : Homeキー 再生音量を読み上げる : Alt+5 再生スピードを上げる : Control+上カーソル 再生スピードを下げる : Control+下カーソル 再生スピードを1.0倍に戻す : Control+Homeキー 再生スピードを読み上げる : Alt+6 Alt+2キーを押すことで、開いているオーディオファイルのファイル名を読み上げます。 また、Alt+1キーを押すことで、オーディオファイルの状態を読み上げます。 停止中・再生中・一時停止中を確認することができます。 Alt+7キーを押すと、現在の再生位置を読み上げます。 Alt+8キーを押すと、オーディオファイルの収録時間を読み上げます。 別のオーディオファイルを再生したい場合は、再度Control+Oでファイルを開き直してください。 オーディオファイルの履歴機能も在ります。 履歴の一覧を表示させるには、Shift+Oのキーボードコマンドを実行します。 履歴一覧には、最大20件までのオーディオファイルが表示されます。 履歴一覧のリストボックスで開きたいファイルを選択してEnterキーを押してください。 履歴一覧のリストボックスでDeleteキーを押すと、カーソルの当たっている項目が履歴から削除されます。 全履歴削除のボタンを押すことで、全ての履歴を削除することもできます。 次に、再生中のオーディオファイルを録音してみます。 昔のカセットデッキで言うところの「ダビング」です。 @F10キーで全般設定のダイアログを開きます。 A録音デバイス選択のコンボボックスで既定の再生デバイスを選択します。 BEnterキーを押して、全般設定のダイアログを閉じてください。 C録音(ダビング)するオーディオファイルを開きます。 Dスペースキーを押して録音を開始します。 EF4キーを押してオーディオファイルを再生します。 これでダビングが行われています。 FF4キーを押して再生を停止します。 Gスペースキーを押して録音を停止させてください。 以上でオーディオファイルの録音(ダビング)ができました。 8.GS録音機を設定する 8-1.全般設定 GS録音機の全般的な設定は、ツールメニューの全般設定から行います。 録音デバイス選択のコンボボックス。 このコンボボックスには、ご利用のパソコンで使用できる録音デバイスが列挙されています。 マイクなど、録音に使用したいデバイスを選択してください。 パソコン内部で流れる音を録音されるのであれば、コンボボックスの先頭に在る「既定の再生デバイス」を選択してください。 プロパティのボタン。 録音デバイス選択のコンボボックスの直後にプロパティのボタンが在ります。 このプロパティのボタンを実行することで、先ほど選択した録音デバイスの録音音量とミュート状態を変更することができます。 録音された音声データの音量が小さい場合などにご利用ください。 ホットキーを無効にするのチェックボックス。 チェックを入れると、ホットキーが無効になります。 これはControl+Shift+F12を実行してホットキーを無効にするのと同様の操作となります。 チェックを外すと、ホットキーが有効になります。 状態を効果音で確認するのチェックボックス。 チェックを入れると、録音の開始時や停止時に効果音が鳴るようになります。 デフォルトでは、チェックが外れています。 「OSの起動時に自動起動する」のチェックボックス。 チェックを外すと、次回のWindowsの起動時からGS録音機が自動起動しなくなります。 デフォルトでチェックが入っています。 自動起動が不要な方は、チェックを外してください。 起動時にメインウィンドウを表示するのチェックボックス。 チェックを外すと、次回起動時からGS録音機はメインウィンドウを非表示にした状態で起動するようになります。 メインウィンドウを非表示にして起動しても、Control+Shift+F11を実行することでいつでもGS録音機のメインウィンドウを表示させることができます。 デフォルトでは、チェックが入っています。 MP3ファイルのビットレートのコンボボックス。 GS録音機のインストール先フォルダにlame.exeが在る場合には、 MP3ファイルのビットレートのコンボボックスが表示されます。 このコンボボックスでは、出力するMP3ファイルの音質(ビットレート)を指定します。 指定できるビットレートは、64Kbps・128Kbps・192Kbps・256Kbps・320Kbpsの5種類です。 デフォルトでは、128Kbpsが選択されています。 lame.exeの導入方法につきましては、本マニュアルの「4-7.lame.exeの利用について」をご覧ください。 録音データの保存フォルダのエディットボックスには、 GS録音機で録音した音声データが自動保存されるフォルダのフルパスが表示されています。 デフォルトでは、 C:\ProgramData\GawachanSoft\GSRec と表示されています。 このフォルダを任意の場所に変更したい場合には、 エディットボックスの次にある参照ボタンを押してください。 フォルダ選択用のダイアログが開きますので、 任意のフォルダを選択してEnterキーを押してください。 次の録音から、先ほど指定したフォルダに録音データが保存されます。 なお、録音データの保存フォルダを変更しても、既存の録音データは以前の保存フォルダに残っています。 必要に応じて、新しく指定したフォルダへの移動を行ってください。 「保存ダイアログで初期フォルダを指定する」のチェックボックス。 このチェックボックスにチェックを入れると、 録音データ一覧や再生&編集ツールで名前を付けて保存のダイアログを開いた際に、 最初に表示されるフォルダを任意に指定できるようになります。 デフォルトでチェックが外れています。 「保存ダイアログで初期フォルダを指定する」のチェックボックスにチェックを入れると、チェックボックスの後にパスのエディットボックスと参照ボタンが表示されます。 参照ボタンを押して、名前を付けて保存のダイアログで最初に表示させたいフォルダを指定してください。 指定されたフォルダのフルパスは、パスのエディットボックスに表示されます。 OKボタンを押すと、変更された設定を保存して、ダイアログを閉じます。 CANCELボタンを押すと、設定を変更せずにダイアログを閉じます。 8-2.音声設定 次に読み上げ音声の設定方法を説明します。 ツールメニューの音声設定を実行します。 音声エンジンのコンボボックスでは、音声ガイドに使用するスクリーンリーダーを選択します。 GS録音機は、PC-TalkerとNVDAに対応しています。 OKボタンを押すと、変更された設定を保存して、ダイアログを閉じます。 CANCELボタンを押すと、設定を変更せずにダイアログを閉じます。 9.GS録音機のライセンスについて 9-1.ライセンス価格 GS録音機は、有料のシェアウェアです。 ライセンスの価格は、以下の通りです。 新規ご購入 : 2,000円(税込み2,200円) Ver5からVer7へのバージョンアップ : 1,000円(税込み1,100円) ライセンス代金のお支払方法は、銀行振り込みまたは現金書留をご利用いただけます。 代金お振込み後数時間でライセンスキーをメールにてお送りします。 GS録音機 Ver7は、1ライセンスを購入いただくことで、3台までのパソコンでご利用いただけます。 9-2.ライセンスのご注文 GS録音機のライセンスは、以下のURLよりご注文ください。 https://gawachansoft.com/order/ 日中であれば、通常1・2時間以内に、作者から振込先などをご案内するメールをお送りします。 *お申し込みから24時間以上経過しても作者からメールが届かない場合には、お手数ですが https://gawachansoft.com/inquiry/ よりお問い合わせ下さい。 9-3.ライセンスキーを登録する ライセンスキーをGS録音機に登録する方法は、以下の通りです。 @作者から送付されたメールからライセンスキーをクリップボードにコピーしてください。 AGS録音機を起動します。 BAlt+Tを押してツールメニューを開きます。 C下カーソルキーを何回か押してライセンス登録に移動してEnterを押します。 Dライセンスキーを入力するエディットボックスが表示されるので、先ほどクリップボードにコピーしておいたライセンスキーをControl+Vで張り付けます。 EEnterを押して登録を完了させてください。 Fライセンスキーの登録が完了したとのメッセージが表示されるので、内容を確認してからEnterを押します。 システムにライセンスキーが登録されたことで、機能制限が解除されました。 GS録音機を存分にご活用ください。